業務端末と送り状の変化:物流現場での経験談

こんにちは、けんさんです。

物流企業で働き始めて17年、その経験を綴っています。現在、自分の会社人生の棚卸しをしています。

職務経歴:セールスドライバーから法人営業職まで

セールスドライバーとして13年、法人営業職として5年、同じ会社に勤め続けています。現在も勤務中です。転職を考えていますが、まずは自分が今まで何をやってきたのか、何を経験してきたのかを知る必要があると感じ、このブログを書いています。

業務端末と送り状の変化

私が入社したのが2006年。今からおよそ18年前です。当時の出来事といえばライブドア事件での堀江氏の逮捕、荒川静香選手の金メダル、など思い返すとつい最近のように思い出します。

入社した当時の業務端末は、バーコードを読み取るハンドスキャナーやガラケーと言われる携帯電話、カード決済などがありました。ハンドスキャナーもスマホのようなタッチパネルではなく昔の家庭電話の子機のようなボタンが付いたタイプでした。集荷の際は、ハンドスキャナーでバーコードを読み取り、行き先をボタンで入力、行き先のコードが書かれたシールが出てきてそれを荷物に貼る、といったことを行っていました。

当時はまだ、送り状をパソコンで印刷するために専用のソフトウェアが必要だった時代。パソコンで印刷された送り状はすでに行き先のコードが印刷されているため、スキャナーでバーコードを読み取るだけで良かったのですが、まだまだ導入している企業は少なく、複写式の送り状が主流で、ドライバーが一個一個ボタンを押して行き先のコードを出していました。

数年立つと、顧客向けのウェブサービスがスタートし、パソコンで印刷される送り状が各段に増えました。パソコンでの送り状と複写式の送り状の割合は詳しく覚えていませんが、ざっくり7:3くらいになっていたと思います。パソコンでの送り状はバーコードを読み取るだけで他の入力はいりません。複写式のように顧客控えと会社の売上票を剥がす必要もないため、一個あたりにかかる業務時間はほんの数秒程度になります。

更に時が経ち2010年ごろ、電子マネーに対応したタッチ決済機能が端末に追加されました。キャッシュレス化の第一歩がここから始まったのかもしれません。当時電子マネーで支払いを行うお客様は珍しく、端末を扱う私達社員も”支払いは電子マネーで”といわれるとあたふたしたのを覚えています。

端末はさらなる進化を遂げ、ここ数年でハンドスキャナーはタッチパネル式となり、ガラケーはスマホに切り替わりました。配送ルートを自動で組む機能など新たな取組もなされています。

まとめ

振り返ると、2006年の入社から現在までの18年間、私たちの業務環境や技術は大きく進化してきました。ハンドスキャナーやガラケーの時代から、スマートフォンやタッチパネル式の端末への移行、さらにキャッシュレス決済の普及など、私たちの仕事の効率は格段に向上しました。この進化の過程で、会社は新しい技術を取り入れながら成長し続けています。失敗することもありますが、柔軟に対応し続けることで、さらに効率的な業務環境になることを期待したいです。

 

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