フェルメールさん

最近、山田太郎の教養講座(YouTubeチャンネル)にはまっています。

アシスタントの和田さんとの掛け合いがなんとも言えません。

私自身、レオナルド・ダ・ヴィンチとビンセント・ファン・ゴッホくらいしか知らない絵画音痴です。

絵そのものより、それを書いた作者の人生にとても興味をそそられます。(正直素人が観ても何がすごいのか違いがわかりません。絵が上手いというのはわかるのですが、)

彼らの人生がわかると、絵画の見え方がガラリと変わりました。例えばピカソ。愛するパートナーが変わるたびに画風が変わり、とても面白いです。

一方コロンビアのピカソと言われたボテロ。彼は 3人の女性と婚姻をしましが、画風は一貫しています。ピカソとは対照的ですが、二人とも幼い時から、画力はずば抜けていました。

両者はなぜあのような画風になったのか?山田太郎氏の個人的な意見も含まれているとは言え、とても魅力的なチャンネルです。

そのチャンネルに影響を受け、先日、大阪市立美術館の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました。

正直、「YouTubeで見たことある絵の本物がある!!」くらいの軽いノリでいった展覧会で、美術館のマナーも知らず、館員さんに「静かにしてください」と注意されるありさま。しかし、本物を見た時、見入ってしまいました。技法など全くわからないのですが、何か感じるものがありました。

「何事も一流を知れ」とどこかの本で読んだ記憶があります。どんなジャンルであれ、実物を見たり体験したりすることで感じる経験は一つの基準を自身に与えてくれます。今回の展覧会は絵画における一つの「基準」を私に与えてくれました。

思わぬ偶然も、この展覧会、嫁さんといったのですが、嫁さんは元々芸術短大卒。絵にはそれなりの造形があり、嫁さんにも楽しんでもらえました。共通の趣味ができたみたいで、今後が楽しみです。

展覧会でお馴染み(というか初めて知ったのですが、)物販ブースで、おけけも楽しめそうな絵本を見つけたので、ご紹介させていただきます。

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ばってん口が特徴のウサギ「ミッフィー」は、オランダで生まれました。同郷のフェルメールの作品をミッフィーと共に楽しむ作品となっています。

ミッフィーもおけけ( 3歳)と同年代。ミッフィー目線でめぐるフェルメールの絵は、子供ならではの視点からとても面白く展開されます。

おけけも「牛乳を注ぐ女」の絵を見て、「牛乳入れてるー」と言ったところで、すかさず「牛乳飲みたいなー(^^)」と差し込んできますw

おけけの中ではすっかり「フェルメールさん」と馴染んでいるようです。

 

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