こんにちは、けんさんです。
6歳の息子が国旗にハマってからおよそ3ヶ月。
父親としての意地を見せるために絶賛国旗を勉強中です。
はたらくお父さんのために、家族へちょっと自慢できる国旗のまめ知識をご紹介します。
街やニュースでこの国(国旗)を見かけた時はこの知識を使ってドヤ顔してください(笑)。
国旗の特徴の紹介については”国旗と国章大図鑑 苅安望著 世界文化社”と”世界がわかる国旗じてん 成美堂出版” と外務省HPの内容をもとに作成しています。
みんな知ってるけど実は奥深い国旗 カナダ
今回ご紹介するのは、カナダの国旗です。
外務省HPより引用
誰もが一度は見たことがあり、特徴的なカエデの葉を配した国旗です。クイズなどで出されてもすぐ国名がわかる有名な国旗です。
ただ、この国旗の意味を知っている方は多くないかもしれません。
なぜカエデが描かれているの? 赤白の色の理由は? などなど、
この国旗の由来についてご紹介していきます。
カナダ国旗の特徴
カナダが現国旗になったのは1965年、60年前のことです。
以前は、イギリスの統治領だったこともありイギリスのユニオンフラッグを一部使用していました。
中央にあるカエデの葉っぱは、サトウカエデといい、カナダ建国以来の国のシンボルです。
Wikipediaより引用
サトウカエデの樹液からはメープルシロップが作られ、カナダの名産品の一つです。
さらに特徴的なのは赤白の配色です。
日本の国旗も赤白の配色ですが、カナダも同様の2色でシンプルという意味ではとても覚えやすい国旗となっています。
ただ、その色の意味するところは大きく異なっています。
まずは赤、この赤色は第一次大戦での犠牲者の血を表しています。当時イギリスの統治下であったカナダは自動的にこの戦争に参加、多くの犠牲を出しました。
次に白、この白色は、北極圏も抱えるカナダにふさわしく、”雪”を表しています。こちらはとても穏やかな意味合いです。
過去の歴史を忘れず、かつ自然の情景を取り入れた国旗となっています。
さらに赤白赤のこの配色についても意味があると言われています。
それはカナダの国の配置です。
左の赤が太平洋、右の赤が太平洋、そして中央が本土、というわけです。
シンプルな国旗ながらこれほどの意味を持ったカナダの国旗、今度見かけたら家族にちょっとまめ知識を披露してみてください。
おまけ
ちなみにカナダの国章はこれです。
Wikipediaより一部引用
国章はその国を表す紋章で、多くの意味が込められています。
とても豪奢な紋章です。
左にはイギリスの国旗、右の旗はフランスを表すユリの花が描かれています。
中央下には国を代表するサトウカエデが描かれています。
もし興味のある方は、”国旗と国章大図鑑 苅安望著 世界文化社”を参考にしてみてください。
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